うなぎの寝床のような建物がある。
このような土地にて建て替えを依頼された。
だが、H19年6月20日改訂の建築基準法により確認申請が難しいのである。
耐震偽装以前、「限界耐力計算法」により、間口方向の狭いこのような建物に則した計算法が容易に出来ると期待していたのに・・・
改訂以降、「限界耐力計算法」による検討が封印されつつあるように思うのだが。
姉歯偽装の建物も限界耐力計算法による検討を実施すれば安全らしいと業界では噂だが、国交省はこの事実にフタをしようとしているみたいだ。
先日、ようやく審査基準を緩和する通達を国交省が出すとのことだが、遅きに失した感はある。
今後も国交省不況というべき事態は続きそうだ。
さて、うなぎの寝床の続きだが、新築が難しいので結局リフォームになりそうだ。
これも経済効果が影響した一つなのだろうね。
一層公明党が嫌いになったのである。