ろくでなし
建築の用語で「ろく」とは水平を表す意味で一般に使われる。漢字で表すと「陸」と表記される。水平を出せないダメ大工はロクが出せない。それから「ろくでなし」と使われるようになったとの説がある。
水平でないひん曲がった性格の奴という意味にも使われたようだ。
後に、禄ということばを漢字に当てるようになった。禄とは武士の給料の「家禄」である。
ろくでなしの音が同じなので、安月給の武士を「禄でなし」と比喩されて一般的な名称となったのであろう。
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